Gen Iwama
– Profile
岩間玄
1966年生まれ。早稲田大学第一文学部美術史学専修卒業。
卒業後、日本テレビ放送網に入社し、30年に渡って100本以上のテレビ番組を制作。
1996年の美術番組「写真家・森山大道1996 路上の犬は何を見た？」をきっかけに、既存の美術番組の枠を超えた新機軸のアート番組の企画・演出に着手。
以降、アーティストや美術作品をテーマにした番組制作を主戦場とする。ルーヴル、オルセー、エルミタージュ、ウフィッツィなど世界中の美術館を舞台に、知られざる美術ドラマに光を当てた先鋭的アートドキュメンタリーを数多く演出。
またデジタルを用いた新しい美術展も連続して企画・プロデュースし、いずれもメガヒットを記録した。ATP賞優秀賞・特別賞、ギャラクシー賞優秀賞、年間テレビ作品賞、AMDデジタルコンテンツオブジイヤー賞など受賞。
2020年、劇場用映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」で映画監督デビュー。
ストリートスナップの世界的名手・森山大道の制作工程を世界で初めて記録し映画化した本作は、パリフォト・フィルムセクションでワールドプレミア上映された。
その後、イギリス・レインダンス映画祭、韓国・全州国際映画祭、中国・西湖国際ドキュメンタリー映画祭、フランス・国際アートブック＆フィルムフェスティバル等に正式招待・ノミネート。米・英・仏・独・伊・中・韓など世界中で劇場公開・配信され、国際的評価を得る。
2023年日本テレビを退社し、株式会社ON THE SCENEを設立。
2025年、劇場用映画第二作「わたのまち、応答セヨ」を監督。東京・新宿シネマカリテを皮切りに名古屋・大阪・京都・宇都宮・豊橋・秋田・岐阜・博多・唐津など全国のアート系ミニシアターでも次々と公開され、大きな話題を集めた。
監督・撮影・編集・録音・選曲などすべて単独で作業する独特のスタイルで、映画・テレビ・配信の垣根を超えて活動中。
